【意味が分かると怖い話】二人のやり取り

【意味が分かると怖い話】二人のやり取り 意味が分かると怖い話
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今回の意味が分かると怖い話は

二人のやり取り

の話です。

楽しんでいきましょう。


【意味が分かると怖い話】二人のやり取り

【意味が分かると怖い話】二人のやり取り

「他の乗客の人たちは普通でしたか?」
二回。
「飛んでいる最中に何かが起こったのですね」
四回、間断なく。
「それはYESということ?」
三回。
「つらい? この話、やめましょうか?」
しばし後、一回。
「続けられる?」
二回。
「じゃあ、もう少し頑張ってくださいね」
二回。
「事故の前、飛行機は揺れましたか?」
二回。
「恐かった?」
やや後、一回。
「その時には、もう落ちると思いましたか?」
一回。
「大したことはないと思ったんですね」
二回。
「窓は」
二回。
「それは窓を壊して入ってきたということ?」
二回。
「その何かは、乗客に酷いことをしたのですか?」
二回。
「貴代ちゃんの傷も、その何かのせい?」
何度も。

「傷口から唾液が」
何度も。
「牙が生えてた?」
何度も。
「ぬめぬめしてた?」
何度も。
「目が真っ黒で、葡萄みたいに小さくて、びっしりと」
何度も。
「子供みたいに小さい」
何度も。
「手が、ううん、足? たくさん生えてて、這い回るみたいに」
何度も。
「変な声で、何かを擦ったみたいな声で」
何度も。
「すごく小さな穴や隙間から、ずりずりって出てきて」
何度も。
「身体に張り付いてきて」
何度も。
「登ってきて」
何度も。
「噛みついて」
電子音は以降、一切鳴らなくなる。
「食べられ」 「痛い」 「助けて」
以上が記録された二人のやり取りである。
後半、何かをこするような音や、ピタピタと吸盤の張り付くような音、
引きずるような音などが入り乱れたが、詳細は不明である。
可美村緋那の声が後半で震えていたことと何らかの関係があるのかも不明。
この記録は桜美赤十字病院女性二名惨殺事件の重要参考物件として
県警に保管されている。
この事件の真相は未だ謎に包まれたままである


この返事をしている人は、とある事故の生き残りらしい。

質問者はこの人に事故の詳細を聞いている。


途中から何度も頷いているのは、事故のフラッシュバックからだ。

そして、事故では「得体のしれない何か」が襲ってきたと受け取れる。

だが、その謎の化け物が生き残りを追いかけて来たのか・・・・。

2人はそれに襲われたのであった。


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