大学院は他大学か自分の所の大学院に進学すべきか?

20181006112849 大学生活
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こんにちは^^タクヤンです。

今回お話しするのは

大学院への進学

自分の大学院か?

他大学院への進学か?

についてです。

といってもこれが絶対に正しいというわけではありません。

色々な情報をもとに多角的に見ることが大事なのでこの記事はその一つの材料にしてください。

【悲報】「Nature」誌が大学院生は多くが精神的に病んでる傾向にあると掲載

 

大学院とは?

そもそも大学院とは?

大学院はWikipediaから引用させていただきますが、

大学院(だいがくいん)とは、高等教育(学士課程)にて優秀な成績評価を取得した者を対象として、上級学位(修士、専門職学位、博士)を付与する機関である。 国際標準教育分類(ISCED2011)ではレベル7と8に分類される。

細かく言うなら、学んでいる大きな括りを「研究科」、もっと細かく分けたものを「専攻」といいます。

例えば、「工学研究科」があって、その中の機械などに関する分野を「機械専攻」といいます。

「経済研究科」の中に今の経済などの分野を「現代経済専攻」といいます。

少し簡単にまとめると学部で行っている研究内容その分野などへの理解をさらに深める場所

そこで学ぶことで学部生以上の知識を獲得でき、社会へのさらなる発展への寄与を行えるようになります。

その場所がまさに大学院なのです。

ただ大学生活を最低2年多く過ごしたい人のための場所ではないという事です。

 

 

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大学院への進学方法は?

そして、大学院への進学は主に3つあります。

 

1:内部試験

これは自分の大学→自分の大学院への進学方法です。

進学希望の生徒は主にこれで、案外落ちる人は少ないそうです。

 

2:外部試験

他大学や社会人などの方が主に受けるのがこれでしょう。

これが一番悩みでしょう。

よく聞く、内部進学よりも学部試験を受ける人の方が落ちる話を管理人もよく聞きます。

 

 

3:教授の推薦

推薦入試を導入している大学自体が少ないです。

しかし、大阪大学などでは小論文と面接での推薦入試を受けることが出来る専攻があります。

ただし、外部からの推薦は「大学のGPAが3.5以上、もしくは成績が上位5%」が基準となるそうです。

内部推薦も基本的には上位10%以内や上位5%以内などが基準です。

 

 

他大学院へ行くときの諸注意

もし、他大学院への進学を考えている人は主に5つのことに注意しておきましょう。

 

1:入試科目

まず入試科目を知っておくのは大切です。

大学によっては受ける科目数も受ける科目も変わってきます

例えば京都大学、機械工学群では「数学、機械力学」と「専門科目」。

似たような専攻で、東北大学の機械機能創成専攻では「数学A、数学B」に加えて「機械力学、熱力学、材料力学、制御工学、流体力学」から2科目。

などなど同じような専攻でも大学院によっては受ける試験科目も変わります

そこに注意しないと「勉強不足」などで試験で手も足も出ない状態になってしまいます。

 

2:研究室への挨拶

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これはマジで大切です。

内部進学なら特に気にしませんが、他大学への進学は大事です。

いきなり見知らぬ人が面接で挨拶もしていないのに「この研究室に入りたい!」は受かることはできないでしょう。

まず、大学院の入試のスケジュールを確認しましょう。

 

大体8月の終わりごろが試験の日程のはずで、そして願書を受け取ったりしたりするのは6~7月。

それを考えると、5月頃ぐらいに行きたい研究室への挨拶などをするのがいいでしょう。

まずは、3月か4月にメールでその教授に打ち合わせをします。

そして、日程を決めたら、当然スーツであいさつに行きましょう。

バイトの面接とは訳が違いますので、私服で行きたい研究室の教授にあいさつに行く阿保はダメですよ。

でもここを読んでいる人にそんな常識知らずはいないでしょうし心配しなくていいです。

 

 

3:行きたい研究室の今現在の研究内容をしっておく

これも大切で、その研究室へ見学や挨拶に行った時に今現在行っている研究内容を聞いておくのがいいでしょう。

 

もちろん、HPに書いてある事を研究している筈ですが、情報は常に更新されるものです。

さらに、その教授の研究室の学生個人が何を研究しているかをあらかじめ知っておくと、入学してから色々とアドバイスを貰えたりと有益なこともあります。

 

 

4:入学後約3か月はかなり忙しい

管理人は内部進学なのでそこまで忙しくなることはありませんが、他大学院へ進学した人はまず、その大学院での環境や研究室での研究環境の構築などをしないといけません。

 

別に新しく機材を作り直すということではないですが、人間関係の構築新しく基礎の勉強研究室での使用している機材などに慣らすのに約3か月かかります。

 

 

5:TOEICの試験は頑張りましょう

大学院の入試試験の英語の科目は複数の方法があるそうですが、大半の大学はTOEICのスコアを見ます。

TOEICの点数を換算して試験の獲得点数に加算する。

なので、TOEICの点数をしっかり獲得しておくのが入学への大切な要素の一つです。

そして、大事なのは使えるTOEICの成績には制限があります。

 

それが、「院の入試日から2年以内に受けたTOEICのスコアのみ有効」という点です。

例えば、2020年8月31日に院入試を受ける場合、使えるTOEICのスコアは2018年9月1日~2018年8月31日までのスコアのみ。

という事になります。

 

ですが、TOEICのスコアが届くのには受験から1か月掛かるときもあるので、そこには注意が必要です。

 

 

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他大学院に行くべきか、自分の大学院か?

そして本題です。

大学院は他大学か、それとも自分の大学院か? 

管理人も大学院へ行くときに大学院の先輩からアドバイスを貰いました。

ですが、大学院への進学は主に下の2つの判断材料で考えてみてください。

 

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判断材料1:学歴ロンダリングを考えているか?

学歴ロンダリング

 

いわゆる自分の今いる大学からレベルの高い大学院へ進学することです。

例えば極端な例ですが、偏差値40から60近くの大学院へ進学するなどが学歴ロンダリングです。

しかし、学歴ロンダリングを考えて外部の大学院へ進学したい人に間違えてほしくないことがあります。

 

最低でも旧帝大(東京大学、大阪大学、京都大学、北海道大学など)に進学できないと失敗と考えていいでしょう。

就職活動の時にそこを聞かれるかは不明ですが、学歴を重視している企業などからはこう聞かれるそうです。

 

どうして、そこまでレベルが変わらない大学院へ進学したんですか?

露骨すぎました。

まぁ、今時こんな企業なんて・・・・とも思いますが、普通に存在するところはするので・・・。

 

ですが研究内容を考慮せずに学歴だけを重視しているなら少なくともそのレベル(旧帝大)を目指しましょう。

旧帝大の入試問題に挑めるだけのレベルなら外部の大学院を狙うのもいいでしょう。

それが難しいと思うなら自分の大学院へ入った方が自分の研究をそのまま大学院へ引き継げ、担当教員もそのまま引き継げるので楽です。

しかも内部試験なので気楽に研究分野の勉強に力を入れれるので内部進学も結構楽と思います。

 

 

判断材料2:やりたい研究分野をしているか?

学歴なんてどうでもいい。

自分のやりたい研究分野をその大学がしているならその大学院を狙うのもありかもしれません。

ていうか大学院への進学は主にそれが目的のはずです。

 

結局、大学院へ進むのは自分の研究分野などの理解をさらに深めることが目的です。

大学院のレベルが同じぐらいだけど、そこの研究室が行っている分野を学びたい。

そこの教授の元でもっと勉強したいというのが目的なら外部の大学院への進学は間違いではありません。

案外レベルを落として他大学院へ行く人もおり、そんな人は学歴なんて気にしてません。

学びたいことを学ぶため、したいことをするためにその大学院へ行くのです。

 

 

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 終わりに

今回、この話をしたのはやはり管理人が大学院への進学でここに悩んだからです。

他大学院への進学を考えた時にいろいろ悩みましたが、結局、自分の大学院への進学が一番家庭状況や自分の学力を鑑みて適切だと判断しました。

学歴ロンダリングを考えるのは確かに間違いではありませんし、そこを重視する企業もありますし人もいます。

 

ですが、結局のところ一番に考えないといけないのは

自分の研究分野をしっかりと学べる環境なのか?

でしょう。

でないと、大学院へ行ってもただその環境に潰されて終わりです。

大学院への進学を悩んでいる人はいろいろな先輩やこういったネットからしっかりと情報を集めて、悔いのない選択をしてください。

 

楽に見える研究室が実はしんどいという4つの理由

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