【怖い絵2】弦巻マキと見る”オデュッセウスに杯を差し出すキルケ”の解説

やっほー。マキだよー。

今回紹介する意味が分かると怖い絵の名前は・・・・・。

この作品は1891年に「油彩」を用いて”ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス“が描いた作品だよ。

この絵に出ている女の人は「魔女キルケー」という「オデュッセウス」が旅の途中で出会った人だよ。

キルケーは島にやってくる人を歓迎するけど、振舞われる料理には魔法がかけられており、食べた人はライオンやオオカミに変えられてしまうんだよ。

この作品はオデュッセウスが動物に変えられた部下を助ける作品でもあるんだよ。

彼女の右手に持っているお酒が入った杯は実は魔法が掛けられているんだよ。

このお酒は「魔酒」と呼ばれていて飲んだらどうなるんだろうね・・・？

この右下にいる黒い豚は「オデュッセウスの部下」なんだよ・・・。

可哀そうなことにお酒を飲んでしまったからこんな姿になってしまったんだよ・・・。

キルケの足元に散らばる黒い花にカエルが混ざっているのが分かるかな？

あのカエルも元は人間なのか・・・・それは分からない。

この鏡越しに映る彼こそ「オデュッセウス」。

彼もお酒を飲んだんだけど、実は解毒剤を飲んでいたから豚にはならなかったんだよ！

ちなみに彼は動物になった部下を元に戻してもらい、キルケとも恋に落ちたんだよ。（すごい恋愛話だよね。）

この後、子供を授かるんだけどオデュッセウスはまた旅に行くんだけどね・・・。