ここで伝えることは必ずしも検索を推奨する為ではありません。
怖くて見れない方のための簡単な解説ページです。
管理人も調べて何回も後悔した単語もあります。
こんにちは。タクヤンです。
今回紹介する「検索してはいけない言葉」は
トム・プライス
です。
注意事項ですが、ここでは画像・動画などは用意していませんが、文章だけでも十分に気分を害することもあります。
気分が悪くなった場合はすぐに引き返しましょう。
それを踏まえた上でお進みください。
”トム・プライス”とは何者?
(この超絶イケメンが”トム・プライス”です。)
“トム・プライス“とは本名「トーマス・モルドウィン・プライス」というイギリス出身のレーシングドライバーさんで、レースの最中に不慮の事故にあってしまい亡くなってしまった若きレーサーです。
彼の所属していたチームは
- 74年:トーケン
- 74~77年:シャドウ
と2チームに所属していたそうで、3年の短いレース人生で出走回数は42回で優勝回数はなかったものの、表彰台には1回上がった経験があるそうです。
これが凄いのかどうかなのかはF1レースに詳しくない自分には分からないです・・・・。
そこでトム・プライスの経歴を軽くまとめてみました。
年代 | 経歴 |
---|---|
1949 | レクサム州ロセットに生まれる |
1959 | 10歳でバンに乗ったことで車に興味を持つ |
1965 | 16歳で中学校を中退、トラクターのメカニック研修を受ける。
その後、メカニックとして働きながらF3、F2に出場。 |
1974 | 25歳の時にトークンフォードに乗りベルギーグランプリでF1デビュー |
〃 | シャドウ・フォードに移籍。 |
1975 | 26歳の時に結婚する。 |
〃 | オーストラリアグランプリで3位に入賞。
イギリスグランプリでポールポジションを獲得する。 |
彼はイギリスでも「期待の若手ドライバー」といわれることも多かったそうです。
確かに優勝経験はないものの若いうちにこれだけの戦績を残せれば期待の若手ドライバーと言われてもおかしくはないですね。
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トム・プライスに起きた悲劇
1977年キャラミサーキットで行われた南アフリカグランプリ決勝中、トム・プライスはレースの最中にとある不慮の事故により死亡してしまいました。
しかもその時の映像がはっきりと残っており全世界に放送されるという放送事故も起きてしまったんです。
しかもただ彼が亡くなっただけではなくある1名の若い人もその事故で亡くなっており若い命が2つも一瞬で失われた悲惨な事故です。
事故の原因は「マーシャル」の注意ミス?
事故当日はいつも通り普通のレースでした。
しかし,トム・プライスの同僚がエンジントラブルに見舞われてしまいピット正面あたりを過ぎたところのコース脇にマシンを止めて降車し、その直後に機体から炎が上がってしまいました。
こういった事故は今でもよくみますね。
そこで消火器を手にしたマーシャル(コース脇に待機してレースを円滑に進める人)が同僚の車に近寄ろうとしたためにコースを横切りました。
実はこのマーシャルはまだ19歳と若く,おそらく火事が起きたことで気が動転したのか急いで消さないといけないと思ったのかレースの最中にも関わらずコースを横切ってしまったんです。
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マーシャルにぶつかってトム・プライスは死亡
その火災現場にトム・プライスともう一人のハンスのマシンが高速で近づいてきて、前方を走っていたハンスは見通しは悪かったもののコースを横切るマーシャルを咄嗟にかわすことは出来ました。
しかしトム・プライスはハンスの真後ろを走っていたためマーシャルに気が付くことはできず、事故は起きてしまいました。
プライスはマーシャルのジャンセン・ヴァン・ヴ―レン(当時19歳)を撥ねてしまい、さらにマーシャルの持っていた消火器がプライスのヘルメットに運悪く直撃、ヘルメットは割れて吹き飛ばされました。
その時、ヘルメットの顎紐がプライスの首を切りつけてしまう形になってしまい彼は即死し、マーシャルも時速300㎞近くで撥ねられてしまい即死しました。
トム・プライスが乗っていたマシンのコックピットの中は悲惨そのもので・・・・・・
足がアクセルを踏み続けたまま硬直
仰向けでハンドルを握ったまま硬直
という状態だったというで車が止まっていたんです。
この事故は不慣れなマーシャルが不用意にコースを横切ってしまったために起きたという意見が多くて、トム・プライスは不運な貰い事故で死亡してしまったという事です。
現代の生活で考えるのは難しいが,道を勝手に横切った人を撥ねてしまった車に撥ねられた人の持っていた荷物が刺さって運転手も死亡するといった事故になる。
事故のその後
その後”トム・プライス”の墓はイングランドのケントにある彼が結婚式を挙げた聖バーソロミュー教会に建てられ,そこで静かに眠っています。
プライスの妻は彼の死後フルハムでトニー・プライズ夫人とアンティークショップを経営しています。
さらに、ウェールズのアングルシー島のアングルシーサーキットのストレートは彼の功績を称えて「トム・プライス・ストレート」と命名されています。
そして2007年には彼の没後30周年に当たって故郷のルーシンに記念碑が建てられたとのことになりました。
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トム・プライスの事故は動画?画像?
彼の死亡事故のシーンは先ほども述べた通り放送クルーによって撮影されており、動画で残っています。
しかもyoutubeで”トム・プライス”と検索すると無修正で見ることが出来てしまいますのでもしyoutubeで見ると決心した人は注意してください。
といっても、動画は結構古いものなので画質があまり良くはないのでまだましかもしれません。
しかし中には事故の後の遺体やけが人が担架で運ばれているシーンが映っているのでそういったのが苦手だという方は注意が必要です。「見るわけねぇだろバーカ」という方のために動画の簡単な内容を説明だけしておきます。
あくまでも管理人が見たままの言葉で表していきます。
動画時間 | 内容 |
---|---|
開始~12秒 | レースの様子と故障したマシンと慌てて近づいていくマーシャル2人?3人近く。 |
13秒 | マーシャルが撥ねられる瞬間が映し出される。
この時、彼は体が上下二つに分かれているように見えるが何が起きているのか一瞬分からない。 |
14~17秒 | カメラが少し動揺?しながらも吹き飛んでいったマーシャルを追いかけていく。
この時、管理人はどこにマーシャルの身体が吹き飛んでいったのか見失ってしまいました。 |
18~48秒 | 事故のシーンがもう一度スローモーションで映し出される。 |
49秒~ | プライスのマシンのその後の動きを画像が続いていく。 |
1分20~ | おそらくトム・プライス氏と思われる遺体の画像が映し出され、運ばれる様子も映されている。 |
1分56~ | 吹き飛ばされたプライスのヘルメット?が映し出され、彼の生前の写真とともに動画は終わる。 |
特にトム・プライスの亡くなった姿やマーシャルが死亡するシーンは見ていてヒェッってなるので見る際は要注意です。
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まとめ
レーシングカーは知っての通りあり得ない速度でレースをし、それこそ教習所でのスピードなんか可愛く感じます。
車に撥ねられると最悪時速20㎞でも人は簡単に死にます。
車というのは便利な道具、見ている人を熱狂させる反面人を恐怖の底にいとも簡単に突き落とすこともできます。
そのことを決して忘れないようにしてください。
では今回のまとめ
- トム・プライスはイギリス出身のF1レーサー
- 3年という短い期間で「イギリスの期待の若手レーサー」とまで言われた
- 1977年南アフリカのレースで死亡
- マーシャルの不注意によるもらい事故で二人が死亡
- 動画が残っており見るものではない
- 聖バーソロミュー教会にトム・プライスのお墓がある
R.I.P トム・プライス
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